秋の庭を華やかに デュランタ

まだまだ暑い日が続きますが暦の上ではもう秋になり、青空にも時折うろこ雲が見られるようになって来ました。これから秋にかけてベランダや庭を彩るのにふさわしい、しっとりとした美しさが魅力の花「デュランタ」を紹介したいと思います。

|夏から秋にかけて咲き続ける

デュランタ タカラヅカ

出典:www.photo-ac.com/main/detail/330215?title=デュランタ&selected_size=s

デュランタは中南米原産のクマツヅラ科の落葉低木で、南アメリカを中心に約30種が生息しています。夏から秋にかけて房状の花が垂れ下がる様に咲き、花びらは筒状で先端が5枚に分かれ、青や紫色などの花の中心部が白くなるのが特徴です。丈夫で花が長く咲くので、暖地では庭木としても人気があります。

|葉も楽しめる

デュランタライム

出典:https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_image_slideshow&target_c_album_image_id=318418&target_plant_code_sub=195

デュランタは主に花を楽しむ品種と、美しい葉色を楽しむ観葉植物としての品種があります。花が袴姿のタカラジェンヌに見える事から名が付いた「タカラヅカ」は、濃紫色の花びらに白い縁取りが入って、凛とした中にも華やかな雰囲気のある花です。「アルバ」は、清楚な白色の花が魅力的な品種で、「ライム」は花はあまり咲きませんが、輝くような黄色の葉が美しく、観葉植物として利用されています。

|名の由来

デュランタ アルバ

出典:www.photo-ac.com/main/detail/24521?title=デュランタ&selected_size=s

デュランタの名の由来は、ローマ法王の侍医で植物学者でもある「デュランテス」の名から付けられたと言われ、別名「タイワンレンギョウ」とも呼ばれます。また、白い花を咲かせる「アルバ」には他の品種には無い棘がある為「ハリマツリ」と呼ばれる事もあります。花の後にはオレンジ色のつぶつぶとした果実が付くので、欧米では「ゴールデン・デュー・ドロップ」と言う名もあるそうですよ。

|まとめ

藤の花の様に垂れ下がる房に沢山の花を付けるデュランタは、庭に植えてもとても華やかな存在になるでしょう。どんな花とも合わせやすいので、プランターで寄せ植えにするのもおすすめです。秋を迎えるあなたの庭に、1つ取り入れてみてはいかがでしょうか。

夏にオススメ!差がつく可愛いお祝い花

まだまだ暑い日が続いています。
舞台や発表会、お祝いに用意した生花、買った時は元気だったのに移動や長時間持っている間にグッタリして元気がない・・ガッカリした経験ありませんか?
用意してから渡すまでに時間がある、長い移動があるetc、こんな「お祝い花」いかがでしょうか。贈る相手にも優しい気配りが込められています。

|育てて楽しい「栽培キット」

栽培キット

出典:http://www.photo-ac.com/main/detail/231318?title=テーブルの上の小さな花

「栽培キット」とは、栽培に必要な容器・種・培養土・鉢底石が全てセットされていて、簡単に育てることが出来るもので、お花だけではなく野菜やキノコ、ハーブなど種類があります。
プランター型、マグカップ型、鉢形など器も色々あります。
種の状態なので、持ち運びに便利!
育てる楽しさもあり、可愛くラッピングすれば、ステキな贈り物になります。
何の花が咲くか秘密にして贈るのも、楽しいですね。

|小さな森「テラリウム」

栽培キット

出典:http://pic.prepics-cdn.com/d6c6e2d7621f0/52105122.jpeg

ガラスの器や瓶などの透明な容器に、好きな植物や飾りを入れて小さな森を作ります。
蓋の閉まる瓶なら、持ち運びにも便利です。
中に観葉植物やサボテンを入れたり、コケを入れて作る「コケリウム」も流行しています。
テラリウムはお手入れも簡単で、密閉された中の植物は土から栄養と水分を補給、ガラス越しに差し込んだ日光で光合成を行い、やがて瓶が曇り、滴り落ちた水滴は土に染みて、また植物に吸収されます。このサイクルのおかげで植物は、元気なまま育って行きます。
中の飾りは、相手の好きなキャラクターを入れると大喜び間違いなしです。

|開けてビックリ「ボックスフラワー」

栽培キット

出典:http://www.photo-ac.com/main/search?q=ボックス&qt=&creator=&nq=&srt=dlrank&orientation=all&sizesec=all&crtsec=all&pp=40&p=2

やっぱりお花を贈りたい、そんな場合、ラッピングの仕方を工夫することで、傷みにくく持ち運びも楽になります。
「ボックスフラワー」とは、名前の通り箱にアレンジメントした花の事。箱の中に花が入っている驚きや見た目の美しさから、とても人気があります。生花のボックスフラワーとプリザーブドフラワーのボックスフラワーがあります。リザーブドフラワーは値段が高めですが、とても長持ちします。

|まとめ

今回は長く楽しめるお祝い花を集めてみました。
テラリウムは、手作りキットが販売されていたり、100円ショップなどでも材料を集める事が出来るようです。もちろん、完成品も販売されています。
派手な花束が苦手な男性や恥ずかしがり屋のお子さんへ。花言葉や粋なお祝いメッセージを添えて、ちょっと差がつく「お祝い花」、喜ぶ顔が待ち遠しい!

涼を誘う水中花 バイカモ

滋賀県の地蔵川で「バイカモ」の花が見頃を迎えています。私が初めてバイカモと出会った時、水中で咲く白い花にとても驚きました。水の中にも地上と同じ世界が広がっている様で、いつまでも見入ってしまいます。今回は美しいバイカモの世界を探ってみたいと思います。

|梅に似た白い花

バイカモの群生

出典:www.photo-ac.com/main/detail/464291?title=バイカモ&selected_size=s

バイカモは日本原産のキンポウゲ科の多年草で、全国各地の水底が砂質の小川や湖など、水温が14度前後の清流に群生する水草です。鮮やかな緑色をした茎は50センチ程になり、細くしなやかな葉が水流になびきます。茎の至る所から白い根を出して、流されない様に水底に定着しています。初夏から秋にかけて梅に似た1センチ位の白い花を付ける事から「梅花藻(バイカモ)」の名が付きました。透き通る水の中で揺れる緑と白のコントラストが涼し気で、とても美しいですね。

 

|食用にもなる

バイカモの花

出典:www.photo-ac.com/main/detail/416871?title=水中花 梅花藻 バイカモ 水中の花畑&selected_size=s

 

バイカモは別名「梅鉢藻」と呼ばれ、山菜として酢の物などで食べられたり、粉末にしたものを蕎麦やうどんに入れて名産品として売り出したりしています。また、全草を乾燥させたものが利尿剤として使われるなど、薬として利用される事もあり、古くから人々の生活に取り入れられていたようです。しかし水質の悪化や河川工事、さらに外来種によって生息地が奪われるなどしてその数はどんどん減り、現在では絶滅危惧種に指定されています。

 

|バイカモの仲間

 

バイカモと冷やしトマト

出典:www.photo-ac.com/main/detail/416858?title=天然冷蔵庫 冷やしトマト 冷やしサイダー&selected_size=s

バイカモの変種で、静岡県に自生する「ミシマバイカモ」は、通常のバイカモには無い「浮葉」を持っています。他に「イチョウバイカモ」なども、浮葉があります。また、北海道の千歳地方に自生する「チトセバイカモ」は浮葉が無く、バイカモより小さい花が7~8月に見られます。どれも素人目にはそっくりで、各地で独自の進化をする事があまり無かったのかも知れません。いつまでも変わらない姿でいて欲しいですね。

 

|まとめ

湧き水など透き通る清流でしか育たないバイカモ。年々その生育環境は厳しくなり減少する一方でしたが、近年は人の手によって環境が整えられ、保護する活動も増えて来ています。暑い季節に私達の目を楽しませ、涼を届けてくれるバイカモをいつまでも守っていきたいですね。

真夏の祝いに 〜いろいろな果実〜

夏真っ盛り!
暑い日が続くと、体は高温多湿に対応できなくなり、体がだるかったり食欲不振などの不調(夏バテ)になります。お花も一緒、真夏の暑さには弱く日持ちもあまり良くありません。
でも、劇場や発表会の晴れの舞台、お祝いの気持ちを花束やアレンジメントにして渡したい、長く飾って欲しい・・そんな気持ちを叶えてくれる、この時期にピッタリの果実をご紹介します。かわいい果実は花に負けないくらい、華やかで特別感いっぱいです。

|丸い実がかわいい『ヒペリカム』

色々な花材

出典:https://www.photolibrary.jp/img132/14014_578892.html

黄色い花を咲かせて、赤い実をつけるヒペリカム。実の色は、赤以外にもピンク・黒・緑があります。
値段に対してボリュームがあり長さもあるので、豪華さが出ます。葉っぱも楕円形で丸っこくてかわいらしい感じ。日持ちもします。
ドロップのような姿は、子供の花束にピッタリです。ヒペリカムだけでも、他の花と合わせても。
花言葉:「悲しみは長く続かない」「きらめき」
「悲しみは長く続かない」は、花が散った後にかわいらしい実が付く事にちなんでいます。「きらめき」は、光を浴びて美しく輝く黄色い花姿に由来します。

|そのままの姿『ミニパイン』

色々な花材

出典:https://www.photolibrary.jp/img82/19969_265783.html

ミニパインは、プチパイン・姫パイン・花パインなどと呼ばれる観賞用パイナップルです。実の長さ約4cm、上の芽の部分を含めて全長10cm足らずの大きさです。鉢植えや切り花としても人気で、日持ちがいいこともありドライフラワーにすることも出来ます。熟すと甘い香りも楽しめ、2週間位で果実の部分がしおれてきます。土に植えて育てることもできます。実部分が棒から取れてしまった場合は、ワイヤリングなどをして使えます。
グリーンと合わせると、遊び心も夏らしさも満載の花束になります。
花言葉:「完全無欠」「あなたは完全」
パーフェクトだった友人へのお祝いに。

|面白い形『おもちゃメロン』

色々な素材

出典:http://www.hanadonya.com/mi-1076.html

メロンと言っても、丸ばかりでなく、イガイガだったりチクチクだったり色々な形があります。
微かにメロンの香りがします。
ワイヤリングしてアレンジメントに使用します。
食べることが出来ませんので、注意してください。
花言葉(メロン):「裕福」「豊富」「潤沢」

|まとめ

個性豊かで存在感がある果実、主役としてもアクセントとしても人気があります。
何より日持ちするので、手間もかからず良い匂いも楽しめます。
お祝いにピッタリの花言葉を持つ一味違った果実達、お祝いに活用してみてはいかがでしょう。